「ピアノの発表会、参加させたいけどどれくらいお金がかかるのか・・・」
「参加費ってどれくらいなんですか?」
大きなステージの上での演奏は特別感いっぱい。大勢の人が見ている前で、大きなピアノでの演奏。
女の子の場合だと普段着慣れていないドレスを着るなど
緊張感と同時にやり遂げた達成感も体験できる、生活の中でもなかなか体験できない貴重な場です。
今回は発表会にいったいいくらくらいかかるのか、ちょっとした主催者側の裏事情も含めてお届けします。
まずお断わりしておかないといけないのはいろいろな条件によって参加費の相場が変わるということです
教室の規模(人数)
教室の趣旨(リトミッククラス、プレピアノコースがあるなど)
会場ホールの大きさ(収容人数)
記念品
写真、DVD撮影ありなし
ざっとあげてもこれくらいあります。
なのでおおよそということで言うと8,000円~15,000円、さらに高額な教室もあります。
正直安くはない金額だと思います。
主催する方としては、心苦しく思わざるを得ません。
ですがやはり発表会という大きなイベントの成功のためにはそれなりの経費が必要になります。
1番大きいのは会場費
ホールの収容人数によって金額は大きく変わりますが、数万円単位はざらです
リハーサルと本番と2日間にわたって借りる場合はさらにかかります。
規模が大きくなればお手伝いのスタッフの方もいます。それに対しての人件費もかかります
そしてなにげにあなどれないのが、プログラムにかかる経費。
自作で製作すればある程度経費を押さえることができますが、外注している教室も少なくないと思います。
参加人数が多くなればそれだけ印刷コストもかかってきます。
終演後の全体写真撮影、そしてひとりひとり演奏風景撮影、
プロのカメラマンに依頼するとなると人件費から制作費までの費用
DVD制作までとなるとさらに加算されます。
その他、会場ディスプレイ等でバルーンやお花
飾り付け作業にかかる備品など、こまごまとしたもの
昨年はこれに新型コロナ対策として消毒液、フェイスシールド、ペーパータオル、鍵盤等備品除菌剤などの経費もかかりました
とまあ、裏事情を含めて発表会の経費について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
正直年々発表会開催に際しての経費は上がっています。
備品等の値上げやホール自体の使用量の値上げもありますので
高いと思われがちですが、裏ではあれこれと経費がかかるものなのです。
その分、この日は特別な場として企画、準備に余念がないことを理解していただけたら主催者側としてありがたく思います。
私の教室の発表会はライブ形式で毎年12月に行っています
今年も規模縮小で感染対策をとりつつおこないます。
例年はお友だちの入場も可としているのですが、もうしばし状況を見極めた上で判断を出します。
もし、条件緩和となりましたら、一般の方の立ち入りも可能になるので興味ある方は予定しておいて下さい
12月12日(日)市内生涯学習センターにて行います
山田 千春(ちーぼー先生)
静岡県裾野市にて好きな1曲レッスン専門ピアノ教室「ハルポピュラー音楽教室」主宰。ピアノ講師歴30年、ライブ、セッション出演回数200回以上。6回のレッスンで好きな1曲が弾けた、楽譜が苦手でもピアノが弾けた!裾野市で唯一のピアノ教室と好評をいただいています。
黒いハットがトレードマーク、スーパー戦隊&仮面ライダーが大好き
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